新設された《阪神カップ》は、3歳馬フサイチリシャールが快勝。
クラシック路線もダート路線も今一歩のチグハグな過程を歩ながら、本来のマイル戦で復活と言った所でしょうか。
継続利益法の[ダイヤモンドヘッズ]コースでも、この新設《阪神カップ》を情報提供に抜粋しました。
距離も1400mとスプリンターかマイラーのどちらが軍配があがるかと想定すれば、当然マイラーが有利です。
特に阪神コースの特質性としては、スピードより力のいるコースで中山より東京に近いもので、1600m~1800mあたりでも力を出せる馬が全体的な概要でしょう。
継続利益法では軸をプリサイスマシーンとしましたが、地方競馬の川崎時代から見て来た過程で中央でどれほど活躍するのか半信半疑ではありました。
川崎(4勝)・大井(1勝)で破竹のデビュー5連勝で中央入り、その5勝もデビュー戦を2着に1.5秒差の圧勝で0.1・0.7・0.8・1.8秒差と常に圧勝の強さ。
3歳時中日新聞杯を勝てるほどで、芝での適応も十分魅力で年齢とともに芝・距離への対応が克服され開花してきた勘があります。
今回の《阪神カップ》ではオッズが示す通り混戦で、1着のフサイチリシャールが8番人気と言っても10.1倍と上位とは差はありません。
1600万を勝ったばかりのコスモシンドラーほどの馬が、フサイチリシャールより人気になるのがおかしくデータを検証すれば力差は断然です。
軸にしたプリサイスマシーンに至っては、継続利益法でのレース指数が上昇度一番で本命としました。
このプリサイスマシーン(6番人気)もシンボリグラン(2番人気)と比較し、まったくひけを取らない…と言うよりむしろ上の結果を上げているにもかかわらず人気にこれほどの差がつくこと自体なかなか競馬は難しいものだと実感されます。
確かに各新聞紙上では、シンボリグランに重い印が多く付けられるのと同時にプリサイスマシーンには無印さえあります。
オッズは競馬新聞が左右するもので、印を多くの人が目安にするものです。しかし競馬新聞の印が純粋にその馬の強さの評価でない事も、多くの方には分かっている事と思います。
印を打つ人間は思い入れや曖昧な記憶や憶測、願望が入る場合もあり、人間関係や付き合い・社の方針などなど様々な要因が含まれているものです。
新聞を頼りにする事は決して悪いことではないですが、参考程度におさえ信用はしない方が良いと思われます。
次週はいよいよ今年最後のJRA開催ですが、「終わり良ければ全て良し」とも言うように一年の締めくくりを良い競馬で納めましょう。
継続利益法のダイヤモンドヘッズインベストメントはこちらからどうぞ競馬予想・馬券術
2006.12.18 / コメント:: - /
トラックバック:: - /
PageTop↑